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デロンギ 全自動コーヒーマシン Q&A 導入検討編

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デロンギの全自動コーヒーマシンを検討中の方によくある質問をまとめました。

トータル抽出回数5万杯を超えるほど使い倒したオーナーがあらゆる質問にお答えします。

 

家庭用として販売されているものですが、小規模店舗で導入されるお店も増えてきています。

 

家庭用として購入検討中の方はもちろん、店舗やオフィスに導入を検討中の方にご参考になれば幸いです。

 

導入検討編

Q.エスプレッソしか作れないんじゃないの?

 

 A.エスプレッソはもちろん普通のコーヒーもとても得意なコーヒーマシンです。 普通のコーヒー目当てで購入される方のほうが大多数です。

 

Q.全自動って何が自動なの? もっと安いマシンで全自動コーヒーメーカーっていっぱいあるけど··

 

 A.一般的な全自動コーヒーメーカーは[豆を挽く]→[抽出する]までが自動で、豆や水をきっちり測って投入する必要がありますが、デロンギの全自動は[豆や水の自動計量]→[豆を挽く]→[抽出する]→[カスの排出]→[内部洗浄]までがボタン1つで自動で行われます。

 

Q.3万円くらいの全自動コーヒーメーカーで豆の計量から抽出まで自動ってのも見かけるけど、掃除だけすればあまり変わらない?

 A.一杯を作るスピードが圧倒的に速いです。

全自動コーヒーメーカーとして販売されているものはドリップ式であり、抽出に数分かけないと味わいを引き出す事ができず、逆にじっくり時間をかけて淹れられるものが高性能と言えます。

豆の粉砕速度も他社全自動コーヒーメーカーでは1~2分かかるところを数秒であり、デロンギの全自動はコーヒー1杯出来上がるまでのスピードはボタンを押してから約1分であり、ドリップ式の全自動は5分~7分かかる機種もあるので圧倒的な差が出る部分であります。

 

Q.操作は難しい?

 

A.全般的にとても操作が簡単で「操作が大変で使わなくなった!」という声はここ10年ほとんど聞いた事がありません。

 エントリーモデルのECAM22112や、セミスタンダードモデルのECAM23120は限りなくシンプル操作で、電源ボタン→抽出ボタンの2つのボタンでコーヒーまで辿り着けます。

 

Q.サイズが大きいのが気になる。 もっと小さいのは無いの?

 

A.このサイズであることによって豆の計量から清掃まで全ての工程が全自動というのを実現出来ています。 

ドリンクバーのコーヒーマシンとほぼ変わらない作業をこのサイズで出来ているとも言えるので、これ以上小さくすると時間がかかったり、掃除や補充の頻度が増えたりすることも考えられます。

 

Q.コーヒー豆は何杯分くらい入れられる?

 

A.2023年時点の1番小さいモデルで約230g入るので、真ん中の濃さの設定で約30杯分です。

 

Q.水は何杯分くらい入れられる?

 

A.こちらも1番小さいモデルで1.8L入るので、普通のコーヒーカップ量で約10杯分です。

 

Q.掃除は大変?

 

A.全自動コーヒーマシンの最も優れていると個人的に思っている部分がメンテナンスの簡便さです。

通常のコーヒーメーカーやセミオート式のエスプレッソマシンは使用毎に清掃をしないと次が作れないのに対し、全自動マシンは10杯以上連続で作ることも可能です。

今まで毎回の掃除が必要だったものが1日1回、それも慣れれば1分弱で終わるというのは全自動コーヒーマシンの最大のメリットとも考えられます。

 

Q.耐用年数はどのくらい?

 

A.電化製品なので「絶対何年は大丈夫!」とは申し上げにくく、使用頻度や使用環境にもよるので一概には言えませんが、個人的には平均で7年は超えると思っています。

取引先の店舗で使っている方は10年オーバーだったり、一日100杯以上使用されることもあるコーヒースタンドでも壊れたという話は全く聞いてないので壊れにくいのは確かです。

個人的にも10年以上様々なマシンを使っていますが、一度も壊れた場面には立ち会っておりません。 最高で15500杯を2年で使ったマシンもありましたが、問題なく使用できておりました。

修理に出される方も一定数はもちろんいらっしゃいますが、本来の使用方法ではない過失の部分で修理が必要となる方は割合的に多い印象です。

 

Q.修理代はどのくらい?

 

A.デロンギ社は2019年より定額制の修理となっており、お使いのマシンによって料金が変わってきます。

個人的にある程度把握はしているのですが、公表されていいないものなのでこちらでの記載は致しませんが、ネットですぐに出てくる情報でマグニフィカSで25000円というのは見つかります。

 

Q.消耗品はあるの?

 

A.マシンを買った後に買い続けるのは【除石灰剤】と呼ばれるカルキ洗浄用の洗剤と、2020年以降に発売されたマシン用の【ウォーターフィルター】です。

もちろん各パーツや部品は使用毎に僅かずつでも消耗はしていくので、通常使用でもいずれ修理・交換が必要となってくるものもあるとは思いますが、普通に使っていて数千杯クラスで駄目になる部分はほとんどありません。

例外的にオートカプチーノタイプのタンク取り付け部分のゴムのリング(Oリング)は着脱頻度によっては比較的早めに交換が必要となりますが、こちらは修理に出さなくてもデロンギのオンラインショップから数百円で購入が可能です。

 

Q.コーヒー豆は何でも使える?

 

A.基本的にスーパーで売っているものからカルディ・スターバックス・コーヒー専門店のものまで何でもお使い頂けます。

ただしバニラやキャラメルなどのフレーバーの付いたコーヒー豆は使用しないほうが良いでしょう。 それ自体は美味しく飲めますがその後一週間はどんなコーヒー豆を使ってもフレーバーの匂いが移ってしまいます。

あと極度に深煎りのコーヒー豆も注意が必要で、コーヒー豆の油分がホッパーに張り付いて豆を引き込まなくなってしまい、本来の豆使用量よりも少なめに抽出されてしまうことがあります。 

Q.コーヒーの粉も使える?

 

A.粉もご使用頂けます。 ただし市販でパックされている粉はほぼ全てがドリップ用に適した中挽きであり、エスプレッソ式で淹れる全自動コーヒーマシンでは極細挽きが適していますので、市販の粉は使えなくはないですが不向きです。

Q.マシンのサイズが大きくて置き場所が・・ 

 

A.マシンのサイズから上部と左右ある程度のスペースは必要となります。

上は豆を入れにくくない高さ。 右は水タンクを取り出した後に内部の抽出ユニットと呼ばれる部品を取り出せるスペース。 左は手動スチームマシンの場合スチームがやりにくくないスペース。 後ろは余裕を持ったスペースが後ろに必要ではありませんが、壁にベタ付けするのは通気口等の関係好ましくなく、前に関しては水平であれば多少置き場所から飛び出していても問題はありません。

 

Q.連続使用は出来ますか?

 

A.可能です。 5杯でも10杯でも連続してコーヒーを出すことは可能です。

ただし抽出後は内部が高温になっているので、立て続けに作ると普段より高温での抽出となってしまい、苦味等が出やすい傾向になります。 1分空ければほぼ気にしなくて良いレベルです。

 

Q.1回の抽出の最大量はどのくらいですか?

 

A.各マシンとも最大180mlまで設定可能で、一部機種を除いて2杯ボタンを使用することで最大180ml×2の360mlを一回のボタンで抽出可能です。

ただし360ml抽出すると豆量を最大にしても若干薄い味わいとなりますので、個人的には1回の抽出量は150ml(300ml)までがお勧めです。

 

Q.延長コードで使える?

 

A.動くか動かないかで言えば当然動くのですが、瞬間的に家庭用の最大電力に近い1450Wを使うので、壁面コンセントの単独使用を強く推奨します。

 

Q.消費電力が高いという事は電気代もかかる?

 

A.電気代に関しては最大電力近いところまで使う場面としては

[マシン立ち上げ時]→すぐに使えるようにする為ハイパワーで立ち上げる為

[スチーム時]→蒸気を出す為に内部温度をさらに高温にする為

[抽出時]→強い圧力をかける場面

が挙げられますが、どれも1分間かからないので他の家電と重なってブレーカー落ちだけ気を付ければ「電気代」としてはほとんど気にしなくて良いレベルだと思います。 

詳しくはこちらでも解説しています。 全自動エスプレッソマシンの電気代

 

Q.全自動マシンのモデルの違いは何ですか?

 

A.今後詳しく解説していきたいですが、一言で表すとお値段が上がるほど「ワンタッチで作れるメニューが増えます」

 

Q.粉から詰めるのセミオートマシンとは全然違いますか?

 

A.セミオートマシンは味に関しては高品質のグラインダーがあれば全自動マシンを超える味わいは狙えます。 ただ現実的に70点~80点出せれば充分で、粉の状態、圧の掛かり方などがピタリと一致したときに限り90点オーバーの味わいが出せますがこれが狙っても難しい・・

 

味の安定感という部分ではプロのバリスタ並みに正確なので、マシンの設定次第では誰でも90点の味わいが出せます。 

 

Q.業務用の全自動マシンとの違いはなんですか?

 

A.業務用の全自動エスプレッソマシンが大きく優れているのが[1時間あたりの抽出杯数]です。

ファミレスのドリンクバーをイメージして頂ければ分かりやすいのですが、お客様が何人並んでいても連続で抽出をこなしてくれます。

これは性能というより200vの動力を使用していたり、マシンサイズであったり、水道直結式により使用した水をどんどん送り込んでくれることによって可能なので、当然家庭用ではそんなに連続で使用する場面もないので、1日の抽出杯数が100杯を超えなければメンテナンスの手間やランニングコストを考えても業務用マシンである必要はないでしょう。